サステイナビリティ学専攻

サステイナブル社会の構築に
貢献できる高度専門職業人・研究者的
実務家を育成

ビジネス、行政、国際社会、地域社会などあらゆる分野において、今、持続可能な社会の形成に向けて社会経済システムとライフスタイルの見直しが求められています。限られた資源のもとでは、サステイナビリティはサバイバビリティ(生存可能性)に直結する課題であり、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」で示されているとおり、社会を存続させるためにビジネス、行政、市民などの各主体が取り組まざるを得ないテーマです。
サステイナビリティ学とは、環境・社会・経済の分野で世界が抱える複雑で長期的な問題に対して、俯瞰的・統合的アプローチで取り組み、持続的な人間活動のあり方を探求する新しい学術体系で、社会が直面する課題へのソリューションを提供する可能性を秘めています。
本専攻では以下の5つの中核分野に係る学問領域を中心とした教育研究を行うことにより、従来の学問分野を超えて、環境(Ecology)・社会(Society)・経済(Economy)が三位一体となり、人間活動と資源・環境が調和したSustainable Management 体系の確立を目指します。それを通して、諸問題の解決プロセス等を構想する論理的思考力、新たな価値を生み出す創造的思考力、さらには横断的に思考する実務能力をもって社会にフィードバックし提言ができる、持続可能な社会構築の担い手を育成します。

サステイナブル社会を築く5つの中核分野

特色のあるカリキュラム

国際協力フィールドスタディ

開発途上国をはじめとする海外を訪問して、日本政府や民間企業、NGOなどが行っている国際開発または国際協力の現場を学び、関連するプロジェクトや訪問地域への理解を深めるカリキュラムです。

プロジェクトによる様々な正負のインパクトを評価したり、現地の企業や活動団体を直接訪問するなどして調査研究のスキルを磨き、それぞれの研究に生かすことを狙いとしています。
過去の調査地とテーマは以下のとおりです。

  1. 2008年度(8月)ベトナム(ハノイ、ホーチミン):労働移動に関する調査
  2. 2009年度(8月)インドネシア(スラウェシ):ダム移転住民に関する調査
  3. 2011年度(2月)インドネシア(スラウェシ):ダム移転住民に関する調査キーコーヒーの農園訪問
  4. 2012年度(2月)ラオス:ダム移転住民に関する調査
  5. 2013年度(3月)インド:NEC のイチゴプロジェクトと伊藤忠商事のPOC プログラム視察
  6. 2014年度(3月)北インド:ソーシャルビジネスの現場を訪問
  7. 2015年度(2月)南インド:インド初の企業による無農薬野菜栽培農園、有機農家を訪問

特色のあるカリキュラム

サステイナビリティ研究入門

従来の学問分野を超えて、環境( E c o l o g y )・社会(Society)・経済(Economy)を横断的に思考する本専攻への入門科目として、様々な専門の教員がオムニバスで講義を行うユニークな授業です。それぞれの学問領域において、持続可能な社会をキーワードとして、複合的で統合的な思考能力を高めようとするチャレンジのひとつです。

特色のあるカリキュラム

Global Sustainability Program

博士後期課程において、海外からの留学生のほか、国内からも国際公務員、国際NGO、企業、市民組織などからグローバルな諸問題の解決を目指す方を受け入れ、論文指導から博士論文の作成に至る全てのカリキュラムを英語で実施し、地球規模の課題の解決に貢献できる高度専門職業人を育成する英語プログラムを提供しています。